■vsアルコール
アルコールはノンエンべロープウイルス（※１）に対しては効きにくく、 エンべロープウイルス（※２）についても対象物が漏れているとアルコール濃度が下がるため、除菌効果が低下します。 においにもアルコール特有のツンとしたにおいがあります。また消臭効果はありません。 引火性が高く、消防法で屋内での保管量も規制されています。

■vs次亜塩素酸ナトリウム溶液(強アルカリ)
強塩基（pH8.5～pH13.5）のため、除菌力は高いが毒性が強く、酸性の洗剤と混ぜると塩素ガスが発生するため取り扱いには注意が必要です。 においについても特有の塩素臭があります。空気や光、熱などの影響を受け、時間の経過とともに有効塩素の分解が進みますので除菌力が低下します。 アルコールでは効果を発揮しないノンエンベロープウイルスには有効です。

■vs次亜塩素酸水(微・弱酸性)
有機物に反応することで除菌するため、汚れが付着している状態では効きにくくなります。 アルコールでは効きにくい、ノンエンベロープウイルスには有効です。 ただし、次亜塩素酸水溶液を希釈したものや塩酸、クエン酸などの酸性溶液を混ぜ、pH調整した水溶液を次亜塩素酸水として 販売しているケースがあり、安全性が確かなものを選択することが重要です。 空気や光、熱などの影響を受け、時間の経過とともに水へと分解が進みますので除菌力が低下します。有機物と反応すると特有の塩素臭がします。

※1）エンベロープウイルス
代表的なウイルス インフルエンザウイルス・ヘルペスウイルス・風疹ウイルス・コロナウイルス(SARS-CoV)・B型・C型肺炎ウイルス他

※2）ノンエンベロープウイルス
代表的なウイルス ノロウイルス・ロタウイルス・ポリオウイルス・A型肝炎・コクサッキーウイルス(手足口病など）他

①人体への高い安全性
天然素材由来で、人畜無害の安全性を持つ。

②除菌効果
ウイルスを瞬時に不活化 細菌にも有効。

③消臭効果
匂いで覆うのではなく、化学的に分解し消臭。

④コストダウン
アルコールに比べものに ならない低コスト。

⑤環境にやさしい
非火煙性で、安全性が担保。